運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
6件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

  • 1

2015-07-13 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会 第1号

村田公述人 先生指摘のように、冷戦のころには恐らく国際政治中心正面舞台はヨーロッパであったと思いますけれども、冷戦の終えんとともに、アジア太平洋地域国際政治の大きな中心になってきた。中国、そしてロシアといった大国も存在する。  そういう東アジア地域国際政治正面舞台になってきたときに、我が国にとって組み合わせとして残念なことは、その時期にまさに我が国の国力が低下しつつある、こういう組み合

村田晃嗣

2015-07-13 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会 第1号

村田公述人 御質問ありがとうございます。  今先生が御指摘になりました憲法前文くだり国際社会の公正と信義に信頼してというところでございますが、かつて京都大学高坂正堯先生という大変著名な国際政治学者がいらっしゃいましたけれども、高坂先生がかつて、この憲法前文の今御指摘くだりを挙げられまして、自分は改憲論者ではないけれどもと断りをつけながら、このくだりはやはり少しおかしい、国際社会の公正と信義

村田晃嗣

2015-07-13 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会公聴会 第1号

村田公述人 貴重な発言の機会を頂戴いたしましたことに感謝申し上げます。  私は、法律学者ではございませんで、国際政治学者でございますので、国際政治学者としての個人の見解を申し述べたいと思います。  まず、今般、政府がこのような安全保障に関する法案を御提出になっている背景として、国際情勢の急速な変化というものがあるだろうと思います。それは、グローバルにも、そして日本を取り巻くこの東アジア太平洋地域

村田晃嗣

2009-05-12 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号

参考人村田晃嗣君) ありがとうございます。  先ほど佐藤参考人も御指摘になりましたように、予算の裏付けというのはこれは議会しかできないことであると、言うまでもないことであります。  しかし、広中先生が今御指摘になりました京都議定書の場合は、クリントン政権が署名をした段階で、上院では反対多数で、そもそも批准できないことはあらかじめ分かっていたんですね。それを、言うならばある種の政治的なパフォーマンス

村田晃嗣

2009-05-12 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号

参考人村田晃嗣君) これも川上参考人が言われたこととほぼ同意見でございますけれども、一つは、この問題が日米の二国間の通常の政府交渉と違って、やっぱり沖縄という地元の意向、地元の立場というものを十分考慮しないといけないがために、二者間のゲームではなくて三者間のゲームになっているということが甚だ話を複雑なものにする一つの大きな理由であろうというふうに存じます。  それから、先生が御指摘の九五年あるいは

村田晃嗣

2009-05-12 第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号

参考人村田晃嗣君) 村田でございます。  既に、ただいま川上参考人から非常に詳細な意見の陳述がございまして、私もほぼ同意見でございますけれども、簡単に私見を申し述べたいというふうに思います。  まず、先ほどの川上先生お話にもありましたように、このオバマ政権の発足、アメリカ外交変化意味ということでございますけれども、オバマ政権あるいはオバマ大統領の登場というのは、共和党八年から民主党に政権

村田晃嗣

2005-03-15 第162回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

公述人村田晃嗣君) まず、御指摘のとおり、アメリカの関心はグローバルに拡散しておりますし、とりわけこのイラク問題、さらにはこの中東の安定化ということが、ブッシュ政権二期目に至っても最重要課題であることは言うをまちません。その意味では、北朝鮮問題に対するアメリカのプライオリティーと申しますか、優先順位は、我が国のそれとは当然異なったものであろうというふうに思います。  それから、アメリカはもちろん

村田晃嗣

2005-03-15 第162回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

公述人村田晃嗣君) ただいま御紹介にあずかりました同志社大学村田でございます。  本日は、参議院予算委員会公聴会にお招きいただきまして、誠にありがとうございます。  伊豆見教授からは北朝鮮問題について精緻なお話がございましたけれども、私は、日本外交防衛政策の中で、とりわけ日米関係中心に、限られた時間でございますけれども、所見を述べさせていただきたいと思います。  昨年の十月に、小泉総理大臣

村田晃嗣

2003-07-16 第156回国会 参議院 憲法調査会 第9号

参考人村田晃嗣君) 私も先生の御意見と異なるものではありませんで、国会が立法によって集団的自衛権に関する有権解釈をするということと憲法を改正するということは私は矛盾しないと思うんですね。  ただ、私がそういうふうに申し上げましたのは、私は今の内閣法制局の九条に関する解釈は間違っているというふうに思っておりますので、法制局解釈が間違っているものを憲法を改正して正す必要はないと。その解釈が間違っていると

村田晃嗣

2003-07-16 第156回国会 参議院 憲法調査会 第9号

参考人村田晃嗣君) ありがとうございます。  高く評価、基本的に私は評価しておりますけれども、ただ国民保護法制の問題につきましても今後の課題ということになっておりますから、この有事法制最終的評価というのは一連の骨格が固まるまではまだできないものだというふうに存じておりますけれども、対外的メッセージということについて申しますと、与野党が、主要な与野党国会で、国会議員の九〇%ですか、の賛成でこのような

村田晃嗣

2003-07-16 第156回国会 参議院 憲法調査会 第9号

参考人村田晃嗣君) ありがとうございます。  本日は、お招きいただきまして光栄に存じます。  本日のテーマは緊急事態法制ということでございますが、今般、国会有事関連三法が既に成立をしておりますが、ここでおっしゃる緊急事態法制というのは有事法制よりも広い概念であろうというふうに存じますが、それでも、今般、有事法案が既に成立をしたということは私は大変結構なことではないかというふうに存じます。  

村田晃嗣

2003-06-02 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号

公述人村田晃嗣君) ありがとうございます。  まず第一点の周辺事態法と今般の武力攻撃事態法との関連でございますけれども、何と申しましょうか、それはいろんなお考えがあると思いますけれども、現実的なシナリオとして考えたときに、周辺事態法が発動されるような場合というのは正に我が国の安全にも相当深刻な事態が生じているわけであって、武力攻撃事態に近い事態につながりやすいというふうに思いますし、多くの場合、

村田晃嗣

2003-06-02 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号

公述人村田晃嗣君) ありがとうございます。  備えあれば憂いなしというのは小泉総理が繰り返し言っておられたことですが、失礼ながら私はそれは間違いだと思っておりまして、備えがあっても憂いがなくなるわけではないのであって、ただ、備えがあると憂いは減るかもしれないということでございます。しかし、その備えの結果、別の憂いが生ずること、可能性もあって、備えによって減る憂いと新たに生じる憂いを比べてどちらがよいかということを

村田晃嗣

2003-06-02 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号

公述人村田晃嗣君) ありがとうございます。御紹介いただきました同志社大学村田でございます。時間が限られておりますので、本題に入らせていただきます。  まず、今般、いわゆる有事法案衆議院与野党多数の賛成で可決され、今この参議院で慎重に審議されているということを誠に結構なことだというふうに存じております。さきの国会政府が御提案になった法案についての様々な批判や意見を盛り込んで、今回の政府提案

村田晃嗣

2000-03-09 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第4号

村田参考人 ありがとうございます。  先生の御趣旨には、私は基本的に全く同感でございます。  若干追加的に申し上げることをお許しいただけるならば、歴史認識の話が出てまいりまして、中曽根元総理が、アメリカ、イギリス、フランスに対しての戦争は必ずしも侵略戦争でなかったと。それは私は先回、自由民主党の政務調査会憲法調査会お話しさせていただいたときに、朝日新聞社から出ております「憲法大論争」という本がございまして

村田晃嗣

2000-03-09 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第4号

村田参考人 ありがとうございます。  率直なと申しますか、忌憚のない意見をということでございましたので、単純に忌憚のない意見を申し上げたいと存じます。  この憲法の問題につきまして、実際、各党がどういうふうにおっしゃっているかは存じませんが、新聞報道などでは、改憲、護憲そして論憲という三つ区分けがなされているように思われます。私の個人的な意見を申し上げますと、私はその三つ区分けがどれもどうも余

村田晃嗣

2000-03-09 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第4号

村田参考人 ただいま御紹介にあずかりました広島大学の村田でございます。本日は、衆議院憲法調査会にお招きいただきまして、まことにありがとうございます。  私は、若干私事にわたりますけれども、私の専門は、憲法学ではございませんで、アメリカ外交日米関係史あるいは安全保障という問題でございますので、必ずしも極めて歴史的に実証的なお話ができるかどうかわかりませんけれども、国際関係の文脈に即して、日本国憲法

村田晃嗣

  • 1